ふるさと納税とはどういう仕組なのか、どのようなメリットがあるのかを調査。
限度額はあるものの、少ない自己負担金で豪華な返礼品がもらえる事が判明。
高級肉やブランド米などの返礼品がもらえる事で話題になる事が多いふるさと納税。
ふるさと納税とはどんな仕組みで、どのようなメリットがあるのか調べてみました。
<図の解説>
1.ふるさと納税しない場合
2016年、2017年ともに所得税と住民税で年間40万円を納税。
2年の納税合計は80万円
2.ふるさと納税した場合
2016年は所得税と住民税で40万円の納税。追加で、ふるさと納税6万8千円を支払い。
2017年は、前年ふるさと納税で支払った額から自己負担額2千円を差し引いた額(6万6千円)が納税額から控除され33万4千円の納税。
2年の納税合計は80万2千円
納税額だけをみると、ふるさと納税した方が2千円多く税金を払った事になります。
しかし、ふるさと納税した6万8千円に対する返礼品をもらっています。
返礼品は納税額の半額程度の価値が一般的なので、返礼品を金額換算すると
ふるさと納税額 6万8千円
返礼品の額 3万4千円 ( 6万8千円 ÷ 2 )
つまり、年収600万の人は2千円の自己負担で約3万4千円の品物を受け取る事が出来る制度です。
ふるさと納税する事により、いくらまで所得税・住民税が控除されるのか?
給与収入に応じた限度額を共働き、大学生の子供1人とした場合として目安の金額をまとめました。
自己負担金は一律2,000円。つまり2,000円を支払う事で年間控除上限目安に応じた返礼品がもらえるという事。
自分も調べてみて初めてわかった事ですが、ふるさと納税を使わなかったらもったいないです。
限度額のシミュレーションはこちらで出来ます >> 控除シミュレーション (さとふるのサイト)
収入に対しての税金控除の限度額を知ったら、ふるさと納税を扱っているサイトで通販のように注文。
ふるさと納税で寄付を行う自治体は自分の出身地である必要はなくどこでも構わないので、
返礼品で選ぶでもよし、応援したい自治体から選ぶでもよし、寄付金の使い道で選んでもOKです。
人気なのはブランド米やブランド肉の返礼品がある自治体。
確かにお米は日持ちするし毎日食べるものだから無駄になる事はないですね。
お肉は特別な時に食べるとか楽しめますし。
返礼品を選ぶ時は他にも色々な商品があって迷ってしまうかもしれません。
ちなみに、さとふるの申込件数ランキングを見てみると
>> 申込件数ランキング (さとふるのサイト)
定番の品以外にも冬場は毛ガニとか季節ごとのフルーツも人気のようです。
うなぎや明太子も全部で2,000円で食べられるのは嬉しい限り。
また、ふるさと納税が出来るサイトは さとふる 以外でも、楽天市場のふるさと納税 や ふるなび などのサイトが有名。
特にふるなびはパソコンや掃除機などの家電製品を多く扱っているのが特徴的。
家電製品が実質2,000円で手に入ると考えると、チェックしておく価値ありです。
税金が安くなるといっても、確定申告が必要だったり手続きが面倒なのでは?との心配があるかもしれません。
その点、ふるさと納税に関しては条件付きですが「ワンストップ特例制度」を利用する事で確定申告が不要になる仕組みがあるので便利!
条件は寄付を行う自治体が1年に5自治体までという条件ですが、確定申告しないで済ませたいという場合は5自治体以内でワンストップ特例制度を利用するのが便利
詳しくは
ワンストップ特例制度とは (さとふるのサイト)
あれこれ欲しいので、5自治体を超えてしまう人は確定申告が必要。
必要書類をなくさずにとって置く事と、申告書の作成提出が必要になりますが、同様にさとふるのサイトに詳しい説明があります。
ちょっとカタイですが、国税庁が作成したの説明動画もあって自分で申告書を作成する手順も紹介されています。
詳しくは
簡単!初めての確定申告 (さとふるのサイト)