iPhone5を購入して早4年。5s、6、6sそしてiPhone7までが登場し、かなりの型遅れになってしまいました。

更には最近バッテリーの劣化が著しく、そろそろ新しいスマホに買い替えしたいと感じるこの頃。


どうせなら月1万円近くかかる携帯代もどうにかならないかという思いもあり、端末の買い替えと通信費の見直しをするため各社スマホ料金の比較を行いました。

 

端末とスマホ通信費の算出条件

  • 端末

現在使用しているiPhone5からiPhone7の128GBに買い替えた場合を想定。

本当は端末はiPhone以外のアンドロイドなどで良いのかもしれません。でも使い慣れたものが楽だし、防水機能が付いたし、Suicaの代わりにもなるのでiPhone7としました。

 

  • 通信費

通信費算出に当って現状の利用状況はこんな感じ

・スマホの使い道はメール、WEB閲覧、Line、SNS、通勤中のPodcastがほとんど。
・Wi-Fi以外での動画視聴はあまり行わない。月のデータ通信量は3GB未満。
・自宅にはインターネットの回線があり、Wi-Fiを利用。
・通話はたまに使用する程度。でも電話番号が無いのは困るし現在の番号をそのまま使用したい。

 

通話の部分は人によって大きく異るかもしれません。自分の場合はスマホになってからはLineなどの無料アプリで音声通話をする事もあり、電話回線を使っての通話は本当に少なくなりました。

 

24ヶ月間のスマホ料金

調べたのはドコモ、au、ソフトバンクのキャリア大手3社、それとSIMフリーの代表で楽天モバイル。楽天モバイルを選んだ理由はSIMフリーiPhoneの動作確認済みという事と、某価格調査サイトで人気No1だったので。

※ 調査結果は2016/11/29時点での各社WEBサイトの情報より取得

 

  • 端末代 (iPhone5を下取りしiPhone7 128GBを購入した場合 税込 ) 

※ ドコモ、au、ソフトバンクについては割引が大きくなる乗り換え割引(MNP)の金額
※ 楽天モバイルの端末代金、iPhone5下取りはapple storeでの料金
※ 下取り、月々端末割引、乗り換え割り以外の割引キャンペーンは金額に含めない
※ 事務手数料や新規登録手数料も上記金額に含めない

わかった事
ドコモ・au・ソフトバンク大手3社は月々の端末割引が非常に大きい
SIMフリーiPhoneにする場合は端末代金の割引がなく端末代が高い(ただし金利0で24回分割払いも可能)
apple storeではiPhoneの下取りも行っている

 

  • 通話プラン月額 ( 税別 )

わかった事
ドコモ・au・ソフトバンク大手3社は横並びで月額1,700円
5分以内の通話をメインとする場合は楽天モバイルにアドバンテージあり
5分を超える通話がメインの場合は、ドコモ・au・ソフトバンクのかけ放題プラン(2,700円)等の検討が必要

 

  • データ通信プラン月額 ( 税別 )

わかった事
データ容量の設定有無の違いはあるものの、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社は同一料金
SIMフリーの楽天モバイルは大手3社に比較してデータ通信料が格安

 

  • 24ヶ月の合計(端末代 + 通話プラン + データ通信プラン 税込 )

端末・通話・データ通信の合計金額は果たしていくらになるのか。データ通信容量別に2年間の合計を各社計算してみました。

この結果いかがでしょうか。。。

端末代の割引が大きい大手3社に対してデータ通信が安い楽天モバイルという構図が見えてきました。

総額では楽天モバイルは5GBのプランで約4万円以上の節約が出来るんですね。一方20GBのプランならばau等とほぼ一緒の結果です。

ここまでわかった事
24ヶ月の支払い総額は、5GBプランとした場合SIMフリーの楽天モバイルが約4万円節約できる
24ヶ月の支払い総額は、20GBプランとした場合ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルともにほぼ同一料金
ドコモ・au・ソフトバンク大手3社は端末代が安くなりデータ通信が割高
SIMフリーの楽天モバイルは端末代が高くなりデータ通信が割安

20GBプランの場合、大手3社の場合、自宅のインターネット契約などのキャンペーンを利用すると、SIMフリーの優位性は更に小さくなる傾向です。

 

24ヶ月を超えた場合のスマホ料金

24ヶ月で大手3社の端末割引が終了すると、その後の料金シミュレーションはどうなるんでしょうか。

iPhoneなどの高額端末を使用している場合は、24ヶ月で端末代の補助が終了してからも買い替しないで暫く同じ端末を使う人も多いですよね。
自分の場合は、4年も同じ端末を使っていた口です。

その時の支払い総額シミュレーションはこんな感じです。

 

  • 月のデータ容量を5GBとした時場合 ( 税込 )

 

  • 月のデータ容量を20GBとした時場合( 税込 )

なるほど、ドコモ・au・ソフトバンクは通信料金が高いので、月々端末代割が終了した24ヶ月以降は割高になり、長い期間使えば使うほどSIMフリーの楽天モバイルが有利になるんですね。

自分の場合、ソフトバンクで4年も同じ機種を使ってたので5GBプランで換算すると4年で15万円近くも損していた事に!

ここまでわかった事
24ヶ月以降の支払い総額はSIMフリーの楽天モバイルが一番低くなる
通信料が低いSIMフリーは、長く使えば使うほど節約出来る額が大きくなる

 

今回はiPhoneという比較的高額な端末を中心にシミュレーションしましたが、端末もこだわらずベーシックなモデルでも可という人であれば、「ベーシックな機種(機種代節約) + SIMフリー格安通信プラン(月々の通信料節約)」 という組み合わせでかなり携帯代金を節約できますね。

 

携帯各社のリンク

各社最新の料金プラン等の確認はこちら

ドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル

 

 

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