SIMフリーiPhoneに買い替えすると大手キャリアのものに比べてどの程度の価格差があるかを比較。端末代、通信料および端末の買い替えまでの期間をトータルでシミュレーションしてみました。
iPhone5を購入して早4年。5s、6、6sそしてiPhone7までが登場し、かなりの型遅れになってしまいました。
更には最近バッテリーの劣化が著しく、そろそろ新しいスマホに買い替えしたいと感じるこの頃。
どうせなら月1万円近くかかる携帯代もどうにかならないかという思いもあり、端末の買い替えと通信費の見直しをするため各社スマホ料金の比較を行いました。
現在使用しているiPhone5からiPhone7の128GBに買い替えた場合を想定。
本当は端末はiPhone以外のアンドロイドなどで良いのかもしれません。でも使い慣れたものが楽だし、防水機能が付いたし、Suicaの代わりにもなるのでiPhone7としました。
通信費算出に当って現状の利用状況はこんな感じ
通話の部分は人によって大きく異るかもしれません。自分の場合はスマホになってからはLineなどの無料アプリで音声通話をする事もあり、電話回線を使っての通話は本当に少なくなりました。
調べたのはドコモ、au、ソフトバンクのキャリア大手3社、それとSIMフリーの代表で楽天モバイル。楽天モバイルを選んだ理由はSIMフリーiPhoneの動作確認済みという事と、某価格調査サイトで人気No1だったので。
※ 調査結果は2016/11/29時点での各社WEBサイトの情報より取得
※ ドコモ、au、ソフトバンクについては割引が大きくなる乗り換え割引(MNP)の金額
※ 楽天モバイルの端末代金、iPhone5下取りはapple storeでの料金
※ 下取り、月々端末割引、乗り換え割り以外の割引キャンペーンは金額に含めない
※ 事務手数料や新規登録手数料も上記金額に含めない
端末・通話・データ通信の合計金額は果たしていくらになるのか。データ通信容量別に2年間の合計を各社計算してみました。
この結果いかがでしょうか。。。
端末代の割引が大きい大手3社に対してデータ通信が安い楽天モバイルという構図が見えてきました。
総額では楽天モバイルは5GBのプランで約4万円以上の節約が出来るんですね。一方20GBのプランならばau等とほぼ一緒の結果です。
20GBプランの場合、大手3社の場合、自宅のインターネット契約などのキャンペーンを利用すると、SIMフリーの優位性は更に小さくなる傾向です。
24ヶ月で大手3社の端末割引が終了すると、その後の料金シミュレーションはどうなるんでしょうか。
iPhoneなどの高額端末を使用している場合は、24ヶ月で端末代の補助が終了してからも買い替しないで暫く同じ端末を使う人も多いですよね。
自分の場合は、4年も同じ端末を使っていた口です。
その時の支払い総額シミュレーションはこんな感じです。
なるほど、ドコモ・au・ソフトバンクは通信料金が高いので、月々端末代割が終了した24ヶ月以降は割高になり、長い期間使えば使うほどSIMフリーの楽天モバイルが有利になるんですね。
自分の場合、ソフトバンクで4年も同じ機種を使ってたので5GBプランで換算すると4年で15万円近くも損していた事に!
今回はiPhoneという比較的高額な端末を中心にシミュレーションしましたが、端末もこだわらずベーシックなモデルでも可という人であれば、「ベーシックな機種(機種代節約) + SIMフリー格安通信プラン(月々の通信料節約)」 という組み合わせでかなり携帯代金を節約できますね。
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